RYOさん の日記
| 05月 08日 01:25 | こねた(こむぎネタです) |
|
SCCで話したこねたをUPしました。松川さんの方、ごめんなさい……。 中身の色 「ちび、アンパンがあるけど、食うか?」 「うん!」 自分はカレーパン、幼子にはアンパンをだしてやり、おやつタイム。買い物に行く時にいつもと違う道を歩いたら、新しくパン屋さんができていて。適当に買い込んで見たのだ。 「あ、いいなぁ。僕も食べる」 「適当に食えよ。クリームパンととベーコンフロマージュ、胡桃パンがあるぜ」 「うわ、バラバラ。どういうセンス?」 「どういうって……。甘いのはお前とちびが食うからだろ? 後は適当に」 好きなのをとればいいのだから、と麻生はいう。 「まぁ、いいけど。クリームパンは好きだし。こむぎちゃん、わけっこしようね」 「うん♪」 にこにこと頷く幼子のために瀬伊はクリームパンを二つに分ける。 「ちび、兄ちゃんが分けてやるよ」 「うん」 幼子からアンパンを受け取り二つに分けてやると、幼子と瀬伊はそれぞれを交換する。 「おいしいの♪」 「へえ、美味しいじゃん」「カレーパンも当たりだ」 それぞれにパンは美味しくて、また買いに行こうと麻生は考える。 「そう言えばさ、アンパンマンって、松川さんっぽくない?」 「は? お前、頭大丈夫か?」 いきなり何を言い出すのかと麻生は怪訝そうな顔をする。子供に大人気の正義のヒーローと、フェロモン全開の元歌舞伎役者のどこに共通点があるというのか。 「だって、アンパンマンって、頭の中身は黒いじゃん。違う?」 「お前な……」 確かにアンパンマンの顔の中はあんこが入っているけれど。依織の中が真っ白だとは思えないけれど。だが、ここで瀬伊と言い争っている場合ではない。 「いおりおにいちゃんはアンパンマンなの?」 案の上、目をきらきらと輝かせる幼子がいる。こちらを何とかする方が先なのだ。依織がいないうちに幼子にどう言い聞かせるべきかと麻生は溜め息をついた。 |
|


