RYOさん の日記
| 03月 29日 23:29 | 遅くなりましたが、ホワイトデーSSです |
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2設定。友情ED時のバレンタインデー前提です。 3月の半ばと言えば、ホワイトデー。そう言うわけで、色々と学園の中は盛り上がっている。 「鈴原さん、バレンタインデーのお返しですわ」 「え? いいの?」 「ええ。あのチョコレート、美味しかったんですもの」 そう言ってもらえるのなら、良かったと思う。そして、お礼を遠慮するのもある意味失礼な間柄になった。 「ありがとう、遊楽院さん」 「たいしたものじゃありませんから、気になさらないで」 「ふふ」 十和子らしい言い方に笑みをこぼし、むぎはお返しを鞄にしまう。 「そういえば、ラ・プリンスの皆さんにはあげなかったの?」 「みんなにはチョコレートケーキを作ったの。美味しそうに食べてくれたよ」 夏実の問いにむぎはこともなげに答える。 「皆さん個人個人に?」 「ううん。みんなで食後のデザートっぽく……。だって、その方が気を遣わなくてもいいでしょ?」 むぎの言葉に夏実はどうだろう…と言う顔をする。 「ラ・プリンスの皆様に送ったと言うことは四人から、一斉にお返しが来ませんかしら?」 「え? そんなことないでしょ? みんな一杯もらってるんだし。あたしにだけすることもないでしょ?」 十和子の言葉にむぎはあっけらかんと笑う。だが、夏実と十和子は顔を見合わせ、ため息をつく。 「鈴原さんだからこそ、お返しがすごいと思うのですけれど……」 「っていうかさ、あの四人から一斉にってどうして考えられないんだろう……」 ひそひそと話すが、むぎはキョトンとしているだけ。 そして、彼女たちが想像したように、ラ・プリンス四人(しかも、二人は卒業済)が祥慶学園のむぎのクラスに勢揃いして、ホワイトデーのお返しと称して、有無を言わせずにむぎを連れて行ったことが大騒ぎになったことは言うまでもなかった。 「あたし、脳裏にドナドナが流れた……」 夏実の呟きに思わず十和子が頷いたのも言うまでもなかった。 お約束ですが、まぁ。 |
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