lieさん の日記
| 05月 12日 21:24 | 意味深 |
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ふんふんふん。 機嫌がいいんだね。 鼻歌なんて歌っちゃって…。 ふふ。 無防備な背中。 抱き着いちゃお! 「フンギャ!瀬伊くん!」 何があったと飛んで来たのは羽倉。 悔しいけれど今の所の彼氏。 そう…今の。 絶対にむぎちゃんはまだ綺麗なまま。 何となく距離が見える。 「一宮、人の…その…抱き着くなよ。 嫌がっているだろ!」 あれ?羽倉ってば。 やっぱり言えないんだ。 ”俺の女に手を出すな”って。 ふーん。 だからかな? 彼女の機嫌は急降下したみたい。 そうそう。 この調子。 絶対に奪ってやる。 僕の女神を。 あいつから。 「抱き着いてって背中が誘っているんだよね~。 って感じない?羽倉」 「!ば、ばか」 やっぱりね。 「むぎちゃん、僕出かけるから。 夕飯はいらない」 「えって瀬伊くん。 今日の夕飯は瀬伊くんのリクエストだよ」 ごめんねと謝って。 羽倉よりも僕を印象付けて。 彼女の頭の中を僕ばっかりにして。 少しづつ。 「お待たせ、一哉。 で仕事って」 一哉から頼まれたのはCMのイメージソング。 印象付けて耳に留まるものをと言う依頼。 「弾けるような曲でいい? むぎちゃんをイメージするような…」 「意見が合うな。 あいつになど鈴原は渡さない。 もちろん一宮にも」 そうだった。 一哉も彼女を狙っていたんだ。 ご主人様の特権よろしく。 「作曲に集中出来る場所が欲しいけど…」 ピアノ完備のホテル。 ここに泊まって。 もちろん彼女には内緒で。 もう一つ打った手。 羽倉をビリヤードに引っ張り出してやること。 頭に血が上ると直ぐに周りが見てなくなるからね。 彼女の事を忘れさせて…寂しがりやの彼女の目の前に現れて。 慰めてあげる。 そう。 僕の計算。 |
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