lieさん の日記
| 04月 10日 22:42 | 現実逃避 |
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走っています。 走りきっています。 あおきさんに出したお題 「ウェディングドレス」 なぜか・・・バトンっぽい? こんな感じの創作になりました。 皇編 結婚は終わりではなく始まりだと言ったのは誰だったのだろう? その言葉を今実感している……。 「おい、お前」 「はい!あ、童子さん、こんにちは」 今日はー歌舞伎座での初日。 皇くんの妻としてはご贔屓さん達にご挨拶やなんやでてんてこ舞いしている。 皇くんと付き合ってから歌舞伎の世界を知ったあたしでは至らないところが多くて。 せめて皇くんの迷惑にならないように…って頑張っているつもりなんだけど。 なかなか上手くいかない。 今も皇くんの事で童子さんに言われるんだろうな……。 「受付に御堂一哉が来ている。 お前宛てだろ?」 「一哉くんが?ありがとう、童子さん」 「ふん!」 「むぎ、元気だったか?」 「うん、一哉くんも……って」 まずい。 失敗しちゃった。 一哉くんは松川のスポンサーだった。 ここでは友達として挨拶したらいけないんだった。 あちゃー。 周りの目が…怖いよ~。 「相変わらず馬鹿だな。 安心したぜ。 左京さんと食事をしたいが…奥様、セッティングしていただけますね」 「…あ、はい、喜んで」 人の悪い笑顔を見せて一哉くんは桟敷にむかった。 「御堂さん、むぎが迷惑をかけたみたいで…」 舞台が終わって皇くんと童子さんが食事の席にやって来た。 「歌舞伎界のゴールデンカップルを御呼び立て出来る為なら厭わないぜ」 一哉くん…社交辞令が上手いんだから。 ん? って。 一哉くんも皇くんも童子さんもあたしに教えている? きっとそうなんだ。 皇くんのお嫁さんになるという事は社交界も知らないといけないって事。 それこそ。 表の顔と裏の顔を使い分けても。 自分を殺しても皇くんを立てて。 生きていくという事。 「むぎ?どうした?」眉間にシワだと。 やだ…皇くんに心配かけちゃった。 また…だよ。 「むぎ。 何に悩んでいるかは解るが。 むぎ一人で悩むなよ。 俺がいるんだ。 むぎの隣には俺がいるんだ。 夫としてはまだまだ頼りないかもしれないけど」 頼ってくれと。 やだ…もう。 皇くん、優しいんだから。 泣いた烏がもう笑ったじゃないけども。 現金なあたしは笑顔になった。 あたしを笑顔にするのも皇くんなんだな。 なんて…二人微笑みあって。 目の前の二人はやってられないと目を逸らした。 「皇、男らしくするのは私生活だけにしてくれよ。 今日のお前は……」 あらら。 童子さんのお小事。 皇くん……。 「結婚がプラスになったと評価させずにどうする。 女房を泣かすんじゃない」 え…童子さん。 あたしを皇くんの女房だと…言ってくれたの? 「こいつ以外、皇の女房にはなれないだろう? な、御堂一哉?」 「ピンクの割烹着が似合うからな」 一哉くんのウィンクに…。 皇くんは笑いだした。 釣られて童子さんもあたしも笑顔になった。 なんて。 一哉編と依織編もあります。 書けなかったのは瀬伊と麻生。 |
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